子育てのコツ

なんでこの子は食事を食べない?を見つけるポイント②手指の動き 


特別支援教育の知識を活かした子育ての経験を通して、 みんながHAPPYになれる社会作りを目指す特別支援教育士まこママ先生です♪

前回に引き続き、お子さんの食事についてです。

2歳なのにフォークが使えない!

先日3番目の娘のお友達のママから
「うち、まだフォーク使って食べないんだけど、こあこちゃんは?お兄ちゃん達は使ってる?」
と質問(?)がありました。

そこで食事とは切り離せない【フォークやお箸の使用】の面から、子どもの食事を考えます。
この記事では、

  • フォークやスプーン、お箸を使わないで食べることに対して、親がどう付き合えばいいのか
  • フォーク類を使えるようにするためにどんなことに気を付ければいいのか?

をお伝えしますよ。最後までお付き合いください!

専門家によると

まず、いくつか専門家による意見を伺ってみましょう

1歳から1歳半の時期になると離乳食にも慣れ、歯も生えてくるため、食べ方を覚える段階に移行していってよいでしょう。そして、実際にスプーンが使えるようになるのは、平均して1歳半から2歳頃と言われています。
ベネッセ いつ頃からスタート?成功のコツは?お子さまの「スプーン練習」のポイント

母子手帳の保護者の記録[2歳の頃]の項目には
スプーンを使って自分で食べますか?

とあります。

こんなの読んだら「2歳でフォーク等使わず食べてるとか大丈夫なの??」と心配になる気持ちになるのは当然です。

我が家の5歳・4歳・2歳の子ども達の場合

結論:みんなフォークやスプーンも使うけど、バリバリ手づかみ(笑)

正確に言うと
5歳長男:1歳過ぎからフォーク等を使い、4歳過ぎから箸も使用。現在ある程度使いこなせる
4歳次男:1歳過ぎからフォーク等を使い、3歳半過ぎから箸も使用するが、まだ定着はしていない
2歳長女:1歳半過ぎからフォーク等を使うが、いまだ持ち方が違って、ぼろぼろこぼす。

という感じです。

冒頭のママには、参考にならないかも…と前置きしたうえで上記の様子をお伝えしました。
特に一見しっかりものの長男の様子から、
「くひょおくんもそんな感じなら大丈夫か~」とある程度安心されたようです。

【手づかみ】なら食べる?

その上で、冒頭のママには「手づかみ食べはする?」と質問させてもらいました。
答えは「YES」

だったので、「それなら多分大丈夫だよ!」と自信をもってお伝えさせていただきました。

【手づかみ食べ】って大事

いくつかの育児書でも最近よく言及されていますが、手づかみ食べは子どもの発達を考えるととても重要です。

[pz-linkcard-auto-replace url="https://boshieiyou.org/tezukami"]

特別支援学校の児童生徒を見ても
おうちの方がある程度手づかみを許容していた子は、年齢を重ねるたびに咀嚼や食具の使い方がうまくなっています。
一方「早くフォーク等を使えるように」と早めに練習を開始した子の中には、年齢を重ねても、食具の使い方が結局定着しない子も多いです。
そればかりか
高等部(15歳)になっても

  • 丸呑み
  • 咀嚼しない
  • 硬いものを噛み切れない

など、誤嚥につながるような食べ方をしようとしてしまう子もいます。

発達に合った食具を使わないと、咀嚼の力も伸びず、大きくなった後健康を大きく損なう可能性まで高まります

フォークが使える発達段階とは?

フォーク等を握った時にぐらぐらしてしまう…こんな時はまだフォーク等は使えません。
じゃぁ使えるようになるタイミングをどうやって見極めればよいのでしょう?
ポイントは「握り」です。

例えば、砂場遊びでシャベルを使ってみて、
すぐに手で掘るようなら、まだまだ握るのは難しそう
一方、シャベルを使い続ける様子なら、ここはフォーク等も使えるようになるチャンス!!
食事場面で目に入る場所にフォーク等をおいて興味を促してもいいと思います。

※ちなみにこの頃のフォーク等の持ち方は間違っています。これを正しく持てるようにするにはまた発達段階があります。
別の記事でまた整理してお伝えしますね。

手指の運動発達を促す活動

1歳前後からできる「握る」動作としては

  • お絵描き
  • ままごとの食材カット

などがあります。

「練習」=「訓練」というイメージがわきやすいのですが、子どもの発達において「訓練」というのは扱いに細心の注意が必要です。
特に体の動きは無意識にできるようになることが望まれるので、嫌な記憶を残すと尾をひきます。

難しいことは置いといて

とにかく遊べばいい!というのが私の考えです。
私自身、子どもの発達について知識はあったものの、
「この遊びが〇〇に有効だ!」とガチガチに考えてやっていたわけではありません。

でも振り返ったら「あぁこれあの頃にやっておいてよかったのかも」と思えます。その時のお子さんの趣味に存分にお付き合いすればいいんです。大丈夫ですよ♪

番外編お家の方、箸はつかえますか?

下のアンケートによると、
7割程度の人が実は箸が正しく使えていないかも?
とされています。

「箸の使い方で育ちが分かる」なんて方もいますが、箸の使い方が正しくなくても楽しく生活している人はたくさんいます。
それくらいにおおらかに構えてみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

フォークの使用を焦らず、十分に手づかみ食べを!

ではまた次回♪

明日もみんなでHAPPY
叱咤激励いただけたら嬉しいです。