子育てアプリの紹介

大きすぎるその声を素敵に変身? 場面に合った声を身につけよう


特別支援教育の知識を活かした子育ての経験を通して、
みんながHAPPYになれる社会作りを目指す特別支援教育士まこママ先生です♪

さて今回のテーマは「声の大きさそれでいいの?」

子育てに悩んでいる人で「うちの子、声の大きさが場に合わなくて…」

と最初にいう方は少ないんです。が「適度な声の大きさにする」ってすごく難しい課題で、大切な課題なんですよ。

ということで今回は「声の大きさの調整」について、その難しさと重要性、そしてそれを学ぶためのアプリを紹介します。 是非最後までお読みください♪

声の大きさを調整する難しさ

 

さて、読者のみなさん。1m離れた人が聞こえるように話してください。どうぞ!

できますよね?でもね…

もしその相手が、耳の遠い高齢者の方だったら?

今出した声は適切な声の大きさではないですよね。

つまり、「適切な声の大きさ」とは自分ではなく相手が決めるものなのです。

まこママ
まこママ
いやぁ、私もね元々の声が大きいし、いわゆるよくとおる声だから、自分はすごくひそひそ話をしているつもりでも、「うるさい」って言われて悲しかったな…

よく小学校とかで、こんなの掲示されているんですが、

声のものさし

 

これをいきなり見せられて「ライオンの声」なんてどれぐらいの大きさか、イメージつきます?多分、それぞれいわゆる「デシベル」で表現される音量は異なると思います。

★この「声のものさし」が無意味なわけではありません!むしろ素晴らしい支援です。今回はこれだけだとせっかくの支援が効果を発揮しないことがあるのでは?という考えをお伝えしています。

そもそも声の大きさは身体の使い方によって変わります。しかも微妙な差によってです。

読者の皆さんも大きい声から小さい声に変えてみてください。口から吐き出す息の量を変えるなど微妙にしか変わらないでしょ?

発達に凸凹がある人の中にはこの微妙な差をコントロールするのがとっても難しい場合が往々にしてあります。発達に偏りがなくても小さい子なら同様です

仮にやっとの思いで同じ使い方をして、同じような大きさの声を出しても相手や場所、状況によって正解か不正解が変わります。言い換えれば、その動作が適しているかフィードバックする際の基準が変わっているということになります。

このように「その場にあった声の大きさ」を身につけるのはとても難しいことなんです。

声の大きさが調整できないと…

何故か叱責される

公園で楽しく遊んでいる子供たち。なんてのどかなの♡と思っていたら、見知らぬおじさんが

こら!しずかにせんか!!!!

といきなり怒鳴ってきた。

という話、聞いたことありませんか?この状況だと相手(=おじさん)にもそれなりにツッコミ所はあるのですが、1で述べたように「声の大きさが適正か」は相手が決めるものであるので、本人たちは適正だと思っても、叱責されることはあるのです。

自己肯定感が下がる

 何がどう間違っていたかわからない中で叱責され続けると、自己肯定感はダダ下がりです。

先ほどの公園の事例はおそらく1回限りでしょう。しかし、これが毎日何度も家庭内や学校、施設で行われていたら…

子どもは「自分はどうせダメな奴だ」と思い込み、自己肯定感が下がってしまいます

子どもが自己肯定感を下げてしまうとどうなるか?これは壮大な話になりそうなので、また後日。

友達が離れたり、行動が制限されたりする

 例えば友達と乗った電車の中で、その友達がとても大きな声で自分に話しかけてきて、指摘しても変わらなかったら、その友達と二度と一緒に電車に乗りたくないし、距離を置きたくなりませんか?

また、支援者として同様のことがあって、周囲の乗客に怒鳴って咎められたら、できるだけ公共交通機関は利用しないように考えませんか?

このように声の大きさを調整することが全くできないと、支援者が社会とのかかわりをできるだけ少なくしようとする可能性が残念ながらあります。

まこママ
まこママ
個人的には、それくらい許してあげな、と思うときもあるんですけどね
 

ちなみに、私がかかわったお子さんの中に

どうしても独り言を言わないと落ち着かない!

という子がいたのですが、親御さんは

彼の背中に「独り言を言うと落ち着きます。しばらくお待ちください」と書いたガムテープを貼り付けて電車に乗せていました。

本人を無理やり変えるのではなく、周囲への理解を求める、これは大事な観点だと思います。

機会を見つけて、「周囲の環境を調整すること」についてもお話ししたいなぁと思います。

 

声の大きさを調整するアプリ「こえキャッチ」

そこで次回紹介するアプリはこれ!

こえキャッチ
こえキャッチ
開発元:LITALICO Inc.
無料
posted withアプリーチ

 

 

発達障害の方への支援で有名な「LITALICO」さんが配信しているiPhone&iPadのアプリです。

まこママ
まこママ
欲を言えばアンドロイド版も欲しい…

使い方は至ってシンプル♪

声を大きくしたり、小さくしたりすることで、かごが左右に動き、落ちてくる果物やお菓子をゲットします。

と言われただけでは、イメージもつきにくいし、どんな風に役立つかわかりませんよね。

次回はこのアプリをもう少し深堀りして、実際に使った長男くひょおくんの様子と合わせてお伝えします。

また次回をお楽しみに♪
明日もみんなでHAPPY💛
叱咤激励いただけたら嬉しいです。