まこママの独り言

1歳半検診が心配なおうちの方へ~とにかく寝よう!と言う理由~


特別支援教育の知識を活かした子育ての経験を通して、
みんながHAPPYになれる社会作りを目指す特別支援教育士まこママ先生です♪

「うちの子、なかなかしゃべらない」と心配なお母さんたち

コロナ禍でなかなかできなかった検診が再開されている自治体が多いようです。
そんな中、こんなtweetを見つけました。

言葉も「でた」「ないないだっ」だけだし、1歳半検診引っかかりそうだなって思ってる

もうあと1か月ちょっとで1歳半なのに全然喋らない…ヤバい感じではないとは思うんだけど…これってしゃべりだしたら検診いく感じなのかな?

1歳半検診で6語以上話せないといけない?!

長男が1歳3か月頃、ママ友に「1歳半検診で6語以上しゃべってなかったらチェックが入るよ!」と言われました。

当時長男の発語はほとんどなく、私自身も次男がお腹にいて臨月。
つわりがひどい時期があったので、長男と十分にかかわっていないかも?!という負い目もあり、

「これはなんとかせねば!」と思いました。

※後でこれはデマだったことが判明。ちなみに1歳半検診でのチェック項目についてはこちらに説明がありました。ご参考までに↓

長男の検診前に焦った私がした行動

①言葉図鑑の読み聞かせ

動物、乗り物、食べ物などがたくさん載っている言葉図鑑。

それを毎晩引っ張り出して

  1. 「これは?ライオン」「これは?パトカー、くひょおくん、好きでしょ?」と言い聞かせていました。

言うたびに、くひょおの表情を確認すると

ポッカ―――ン

「わんわん、どれ?」と指さしクイズも出しました。すると

質問無視して無言でページをめくりまくる

これって全然伝わってないかもーーー汗

※画像の本が役に立たなかったということではありません。あくまでこの時の様子です。もう少ししてからは、大変役に立ちました。

②「これ誰?『ママ』だよ」の連呼

『ママ』はやはり生活で一番耳にする言葉であろう…と思い、

「これ誰?」と指さして「ママ😊」と連呼していました。そして長男は、

(母の無言のプレッシャーで)泣く😢

ご、ごめんよ。くひょお。そして長男が身に着けたのは
「パパ―💛」
でした(;^ω^)

いや、1単語増えたからいいんだけどね、いいんだけどまぁいいんだけどさ

③小さいお菓子1つあげるたびに「『ちょうだい』は?」

ボーロが好きだった長男。一個渡すたびに「ちょうだい!」「ちょうだい!!」

と言って聞かせました。

特別支援教育の業界でも、コミュニケーションで「YES・NO・要求」ができるとよいとよく言われているので、要求のための言葉である「ちょうだい」は必須でしょ!という考えがありました。

で、結果。

「ちょうだい」を求められすぎることに腹を立て、ボーロを投げつけてました((+_+))

あんまりにも上手くいかなかったので、たった1週間で挫折。時の流れに身を任せることにしました。
(というより、出産でそれどころじゃなかった。

そして迎えた1歳半検診…その結果は?

1週間発語強化期間を終えてから、約3か月後の1歳半検診。結果は…

問題なし
でした✨
というのも、検診1か月前、「ママ」「ぶーぶー」「ちょ(う)だい」の発語がみられるようになっていたんです。

仕事柄、1歳半検診でチェックがつくこと=発達が遅れている、発達の遅れあり  ではないことはわかっていましたが、
何度も相談に来るのは手間だし、できれば避けたいな~と思っていました。

教員の立場なら受け入れられることでも、母としてすんなり受け止められないことに葛藤もしました。
(この辺りの話【教員と親は違う】はまた違う機会にお伝えできれば。)

【発語がない=言葉がない】ではない

特別支援学校に勤務していると高等部の生徒でも発語がほとんどない子がいます。でも先生方が説明すると、ちゃんとその通りに動けたりすることもよくあります。

つまり、発語がなくても【理解している言葉】はたくさん持っているかもしれないということです。

みなさんもフランス映画を見たときに、フランス語に長けていなくても、
「きっとここは愛を伝えているんだなぁ」
「多分この人、怒っているんだろうなぁ」
ってなんとなくわかることってあると思うんです。

【言葉】と聞くとつい「しゃべるもの」または「書いてあるもの」を想像しがちですが、
「雰囲気」とか「視線」「動作」などいろんな要素が相まって育つものと言えると思います。

2歳3か月を超えても発語がほとんどない長女

長男は1歳半検診終了後、順調に発語が増え、次男に至っては言葉の発達が早い子だったので、発語に関する悩みはしばらくありませんでした。
でも、そんな中、長女は2歳超えてもほとんど喋らずお友達とのおもちゃの取り合いとかも「かーしーて」が言えず、友達を噛むことが毎日続きました。

もう、母は泣きましたよ😢

【喋らないけど、伝わってはいる】

だけど、私には長男の時の失敗(?)があったので、とにかく

発語だけを見て焦らない!!
喋らないだけで、わかっている言葉も多いんだ

これを大切にすごしました。幸運なことに長男・次男も合わせた子ども3人の生活はドラマチックで、私もずーーーーっと喋っている(;^ω^)
言語環境としては悪くないだろう…と思い、過ごしていました。

迎えた発語の爆発期!

コロナ禍で登園自粛が始まったころ、ふと「ママ~」と言いに来た長女。

私以上に、兄二人が「いま、こあちゃん、『ママ~』っていったね。すごいね!こあちゃん!!!」と大興奮😊

長女も大変うれしそうで、その後も「ママ~」って何度も練習(?)していました。

それからはもうスポンジのごとく喋る喋る。2歳8か月の今、食べている時と寝ている時以外はずっと喋っています(笑)

「言葉の遅れが心配」なおうちの方へ

①心の動きを大切にしよう

ちょっと話は戻りますが、なかなか「ママ」と言ってくれなかった長男が初めて「ママ」と言ってくれたのは、次男の出産のときでした。
深夜に陣痛があり、長男は産院にいたものの、分娩室には入れず、扉の向こうからは私の絶叫!長男は不安からか泣いていたようです。

そんな中、扉の向こうにいる私のことを「ママ、頑張っているからね」「ママ、頑張れー」と私の母(おばあちゃん)が長男に伝えてくれていたのです。

その時、きっと長男の中で私を呼ぶための道具として「ママ」の発語が必要になったんだと思います。分娩が終わった私のところに「ママ~」とやってきてくれました。

発語は「知識」だけでは増えません。そこに心の動きがあるから、発する必要が生まれ、出てくると考えるとよいと思います。

②絵本の読みきかせが大切!に振り回されすぎないようにしよう

「言葉の発達」といえば「絵本」。
【絵本の読み聞かせをしてもらった子は、賢くなる】みたいな話もよくありますよね。

それ自体を否定するつもりはありません。というより、むしろ賛成です。
でも、①でもお伝えした通り、「言葉の発達には、子どもの心が動くこと」が大切だと思います。

絵本の読み聞かせによって、心が動けば言葉は増え、発語も増えるでしょう。

かえるが転んでる!➡笑➡かえる、転ぶ の語彙を獲得
みたいなことです。

でも、おうちの方が難しそうな顔をして、子ども自身が楽しんでもいなかったら、もう心は動きません。

よくわからないお経をただただ聞かされているだけです。

絵本が好きなおうちのかたは、ぜひどんどん読んでください。でも、絵本がそんなに得意ではない人は、無理に絵本でなくとも、
子どもと公園等で思いっきり体を動かす、遊ぶなどしてもよいと思います。
自分の得意を活かしてください。

③とにかく寝よう

おうちの方が元気でないと、何も始まりません。
特に「言葉の発達」は言語環境が大きくかかわります。【発語がない=言葉がない】ではない でも触れましたが、まず耳にする言葉があることが大切です。でも、人間疲れてくると、「あれ!」「これ!」が増えて、更に温かい言葉が出にくくなります。

豊かな言葉を身に着けるには、豊かな言語環境が必要で
豊かな言語環境を作るには、豊かな心が必要で
豊かな心には、十分な余裕が必要なんです。

まず、大人が寝ましょう!!

いかがでしたか?
冒頭で、1歳半検診での言葉の遅れを心配するおうちの方のtweetを紹介しましたが、こんなものもありました。

1歳半検診で言葉の発育の遅れがわかり、保育園からも指摘され、悩みまくった日々が懐かしい。

1歳半検診で心配されるほど喋りませんでした、2歳の誕生日から単語を話すようになりました。2歳半には流暢な日本語を話します!あまり心配せず、会話できる日を心待ちにしましょう

ではまた次回をお楽しみに♪
明日もみんなでHAPPY💛
叱咤激励いただけたら嬉しいです。